MovableTypeの第1印象として、アクセシビリティに影響のある問題に触れた。しかし、思ったよりも簡単に解決できる仕組みになっていることが分かった。
まず、生成されるインデックス・ページの中のカレンダーになっている tableの summary 属性が英語なのが気に食わない、といったようなことを書いたが、これは、投稿者の profileの中で、表示言語を日本語にしてからウェブログを作れば日本語になってくれることが分かった。 MTインストール直後では、最初にできているユーザ Melodyの preference にしたがって First Weblog が作成されるために、すべてのテンプレートが英語になるようだ。
次に、多言語対応になっている部分のメニュー・ボタンなどの altに関してだが、別に妥協の必要はなさそうだ。 <MT_TRANS> というタグを使って、たとえば <MT_TRANS phrase="Logout"> とか書いてやると、英語表示のときには Logoutという文字が、日本語表示のときには extlib/MT/L10N/ja.pm の中に
'Logout' => 'ログアウト',
というのを追加してやれば、「ログアウト」という文字が表示される。後は、 logonav.tmpl の中で、
<img .... alt="<MT_TRANS phrase="Logout">">
とか書いてやることができる。同様にして、他の altがない画像にも、多言語対応の altをつけられそうである。
ということで、現在がんばってテンプレート編集中。 (でも時間かかりそう。) ついでに、普通のユーザがいうところのテンプレート (DB上にあるやつ) も、徐々にいじってみたりもしている。